[セッションレポート]Amazon RDS for Microsoft SQL Server Deep Dive #reinvent
この記事は AWS re:Invent 2014のSDD404 - Amazon RDS for Microsoft SQL Server Deep Diveのレポートです。
レポート
New feature highlights
まずは、新機能紹介。
Multi-AZ配置では、Masterインスタンスに障害が発生するとStandbyインスタンスへフェイルオーバーし、その後別AZにStandbyインスタンスが再生されます。
Multi-AZのすべとプラクティス
- DBイベントでfailoverをモニタリングする
- インスタンスの全DBをミラーリンングする
- TTLを30秒以下にする
- 以下は勧めない
- 単純復旧モード
- オフラインモード
- 読み取り専用モード
- failoverをテストする
- failover路間を短くする為に
- IOPSを十分に確保する
- 小さいトランザクションを使う
- レイテンシの上昇を効力する
- アプリケーションを全AZに配置する
コスト効果が高いインスタンスとストレージの紹介です。
- General Purpose(GP2)
- SSDベース
- 1GB当り3IOPS
- 3000IOPSまでバーストする
- T2
- ベースパフォーマンス+バースト
- ベースパフォーマンスに満たないときにcreditを得る
GP2 creditは以下の図の様になります。
低I/Oの場合はPIOPSより安くMagneticより高い。 高I/Oの場合は一番安い。
T2 creditは以下の図の様になります。
T2 creditを使い切るとベースパフォーマンスまでになり、ベースパフォーマンスを下回るとcreditが溜まります。
High performance databases
高パフォーマンスのテクニック
- スケールアップ
- シャーディング(スケールアウト)
- Provisioned IOPS
Customer spotlight: OutSystems
OutSystemsの事例です。
OutSystemはエンタープライズのモバイル、Webアプリケーションを提供しています。
OutSystemsのアーキテクチャ
- Platform Server:OutSystemsのコア
- Service Studio:lWeb、モバイルアプリケーション開発用IDE
- Service Center:サーバ管理用コンソール
- Lifetime:ライフサイクルマネジメント
- Integration Studio:言語拡張と外部システム連携
- Metadata Repository:OutSystems基盤コアデータベース
RDSの利点
- 自動バックアップ
- 高可用性
- APIでのデプロイメント
- プラットフォームで動作する?
RDS for SQL Serverを試そう!
- Multi-AZを使い始める
- T2とGP2を試す
まとめ
東京リージョンではMulti-AZに対応していないため、RDSの中でも使用頻度が低いSQL Serverですが順調に機能拡張がされています。各機能が東京リージョンに来るのが待ち遠しいです。